ビットコイン市場の取引時間帯とボラティリティの関係を分析してみた

こんにちは、ガクブルです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

今回解説する内容はビットコイン市場の取引時間帯を把握して「トレード戦略に役立てる」がテーマになります。ビットコインの大きな特徴は、24時間365日動き続けていることですが、1日のサイクルの中でも取引が活発になる時間帯があります。

この時間帯を知っているとトレードする上で勝ちやすさにつながってきます(๑•̀ㅂ•́)و✧オス

ビットコイン取引するにあたって勝つためにはどの時間帯が最も効果的なのか、さっそく分析結果を一緒に見て行きましょう(๑•̀д•́๑)キリッ

 

基本は為替市場の活発化する取引時間を知っておくこと

繰り返しになりますが、ビットコインは24時間365日動くからといって値動きが活発化する時間帯とそうでない時間帯が存在します。実際にどの時間帯が活発に動きがあるのか分析してみました。

上記の折れ線グラフは、ボラティリティの推移を現したもので、以下の条件で作成しました。

  • 銘柄:ビットコイン/ドル
  • 期間:2022/3/14~2022/3/27
  • 値幅:高値-安値で算出(ボラティリティ)
  • 金額:米ドル
  • 足種:1時間足

該当期間中のボラティリティを確認すると約350ドル/日くらいの動きがあると分かります。もし、1ビットコインのポジションがあった場合、約±35,000円くらいの利益・損失になります。

一方で1000ドル超え、2000ドル超えの値動きもグラフから分かりますが、この日は大きなボラティリティがあったことが伺えます。大きなボラティリティがあった時間帯をより細かく分析したのが下記の表です。

時間帯平均値幅最大値幅
アジア・オセアニア8-15時344ドル2210ドル
欧州・アジア16-21時283ドル883ドル
ニューヨーク・欧州21-6時340ドル1233ドル

平均値で見るとならされてしまうため、どの時間帯で値動きが活発だったのか判断できませんが、最大値を見ると欧州・アジア時間帯に比べ、アジア・オセアニア時間とニューヨーク・欧州時間が最も大きな値動きがありました。

この表だけで判断するとアジア・オセアニア時間とニューヨーク・欧州時間が最も大きく動きそうな時間帯と判断できますが、継続的に同じような時間帯でボラティリティが出ているのかより細かく見て行きましょう。

上記のグラフは、各時間帯でどれくらい値動きがあったのか整理したものです。突出しているのがアジア・オセアニア(8-15時)で2000ドル幅を超えるボラティリティがありました。次にニューヨーク・欧州時間(21-6時)で1000ドル超えの動きが複数にわたって発生しているのが分かります。逆に欧州・アジア時間(16-21時は、500ドル以下の動きが目立つ結果となっています。

このように各時間帯のボラティリティ状況を分析するとアジア・オセアニア(8-15時)ニューヨーク・欧州時間(21-6時)が大きく動くことが分かりますね。

何となく東京市場とニューヨーク市場のタイミングでビットコインのボラティリティが出てくると感じていましたが、このようにデータを使って分析したことでより確信を持つことができました。

 

トレードで勝ちやすい相場環境はボラティリティの高さがポイント

ボラティリティの高さは、トレードで利益を上げるために必要な条件です。最も勝ちやすい相場環境は、明確なトレンドが出ている事、ボラティリティがあることの2条件ですが、ボラティリティさえあればトレンドが出ていなくても稼げる可能性があるため、トレードをする上でかなり重要なファクターです。

ボラティリティが出ているか分からないという方は、ローソク足の実態の大きさ、値動きのスピードをよく観察してみてください。凪状態と比べることでより肌で感じることができます。

 

各時間帯におけるビットコインの値動きの特徴

各時間帯でトレードしていると、動きか方に癖があるように感じます。その癖を知ることでよりビットコインのトレードで勝ちやすくなると思います。ただし、ここで述べることは私の独断と偏見なので参考程度に捉えてくださいね(;´・ω・)

アジア・オセアニア時間(8-15時)

ダマシが少なく素直な値動きが特徴です。動き出したら突如急騰・急落が起こりやすく、朝活トレードでガッツリ利益が取りやすい時間帯でもあります。

具体的な時間は、朝7:00~11:00です。13:00頃も動く時があります。大きく動いたあとは、欧州時間が始まる前に元に戻っていくケースが多い印象を持っています。(データ分析していないので感覚で言ってます)

一方、14:00~22:00はメッキリ動かなくなり、方向感のない状況が続きやすいです。

 

欧州・アジア時間(16-21時)

ダマシが多いです。しかもトレンドが出にくく、ボラティリティもないため、この時間帯でポジションを持ってしまうとマイナススワップの生殺しに遭いやすいです。

ここで言うマイナススワップとは、FXGTの取引ルールを指します。FXGTは、9:00→13:00→17:00→21:00→1:00→5:00の計6サイクルごとにマイナススワップが発生するため、凪状態の相場でも徐々に資金を貪ってきますので要注意((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

そのため、私は欧州市場が開いたタイミングからニューヨーク市場が開くまでの間は、なるべくトレードを控えるようにしています。

 

ニューヨーク・欧州時間(21-6時)

23:00~翌3:00の間で大きく動きやすいです。ダマシも多い印象です。そのため、トレンドが出ていても逆方向に突如動き出し、弱者のポジションを貪ってからトレンド方向に戻っていくことがあります。

この特徴を把握しておくとトレード戦略にも行かせます(; ・`д・´)

こちらのチャート画像はあくまでも参考例ですが、ロングしたくなる局面で無慈悲な下髭が出ているのが分かります。このタイミングでビビッてロングポジションを手放す者、その動きにショートでついていき、ダマシに遭うものが出てきます。

また、深夜2:00~3:00にもすごいチョッピーな動きがあります。

この癖、強すぎるだろwww

この癖のある動きを寝ている間に自動売買で絡め取りたい|・`ω・)ジィー

 

まとめ

今回分析したデータは1時間足だけでしたが、15分足・5分足などもっと細かい足データを使うことで、より値動きの癖が把握できるかもしれません。

トレードで勝つ秘策は、手法などの売買ルールではなく、利益が取りやすい相場環境でトレードすることです。その相場環境は、各時間帯の値動きを把握することでより鮮明に答えが見えてきます。

トレード手法や資金管理も勝つために必要な条件に入ってくると思いますが、最も重要なのはボラティリティの高さです。トレードする際にはぜひ取引時間帯を意識してみてください(๑•̀ㅂ•́)و✧キラリ

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